あさい正仁 百の主張より一つの行動

あさいブログ

2015/12/12

個人質問(2) 小学校給食アルマイト

ショッキングー 今なお続く学校給食のアルマイト食器について

・概要
名古屋市内の小学校では、給食を盛り付ける食器に、全国的にはほとんど使われなくなった金属製のアルマイト食器が使われています。

アルマイトの食器は、軽くて割れないので、昔はよく使われていましたが、熱の伝わり方が早いので、汁物を入れた際には熱くて持てません。

ですから、磁器や陶器の茶碗のように、糸底を手で支え、茶碗の淵に指を正しく置いて、食器を持つことができません。
そのため、「ひっかけ指」と言うそうですが、正しくお茶碗をもてない子どもたちが増えています。
現在、名古屋市内の小学校262校のうち95校、人数でいうと、全児童 11万760人のうち、半数近い43パーセントの4万8千60人が、未だにこのアルマイトを使っています。

半数近くの児童が、6年間、この食器を使わされる訳ですから、自然とおかしな茶碗の持ち方や、「犬食い」と呼ばれる行儀の悪い食べ方、つまり、身につけて欲しくない、芸が身についてしまう訳です。そこでこのアルマイト食器をどうしていくのかについて、教育委員会に質問いたしました。

・質問
あんた、いったいどんな持ち方してんの、お茶碗!!
お母さんが子どもをしかる声が、名古屋市内のいたる所から、今日も聞こえます。その原因が小学校の給食にあるとしたら、皆さんはどう思われるでしょうか。

右利きの人なら、左手にお茶碗を、右手にお箸を持つわけですが、なぜか名古屋の多くの小学生のたちのお茶碗を持つ指が、おかし持ち方になっています。

ひっかけ指と言いますが、この持ち方でお茶碗を持つ小学生が、非常に多いんです。私が聞いた範囲では、少なくとも、1クラスに4人位はこうした持ち方の児童がいるそうですが、その原因は、アルマイトと呼ばれる、軽量金属の食器が給食に使われているからです。

アルマイトの食器は、軽くて割れないので、昔はよく使われていましたが、熱の伝わり方が早いので、汁物を入れた際には熱くて持てません。

ですから、磁器や陶器の茶碗のように、糸底を手で支え、茶碗の淵に指を正しく置いて、食器を持つことができません。

現在、名古屋市内の小学校262校のうち95校、人数でいうと、全児童 11万760人のうち、半数近い43パーセントの4万8千60人が、未だにこのアルマイトを使っています。

ちなみに、国は、平成元年度に、アルマイト食器は、日常生活にそぐわないとする、各都道府県の教育長あての通知を出しています。今から9年前の平成18年度に、文科省が行なった調査では、全国でアルマイトを使っていたのは、小学校のうちわずか10パーセントのみでした。

その調査から10年近い時間が過ぎていますから、今は10パーセントよりかなり少ない数字だと思いますが、名古屋は、今でも、当時の全国平均の4倍もの値です。
名古屋では、いまだに、昭和の遺物である、アルマイトが、さんぜんと輝いている訳です。

名古屋では、昭和60年に、寄贈により、15校において、アルマイト食器の置き換えが始まり、63年度には、「名古屋市学校給食食器検討委員会」において示された、「強化耐熱ガラス及び強化磁器が望ましい」との方向性を踏まえ、教育委員会予算で、アルマイトから、磁器食器への置き換えをしてきましたが、全く手付かずの年度もあり、実態としては、ほとんど進んでいません。

教育委員会としては、教育委員会のまとまった予算ではなく、学校に割り振られている、学校単位で独自に使い道を決めることができる予算、いわゆる「標準運営費」の中で、各学校でそれぞれ対処せよと考えているようです。

その結果、学校間の格差、アンバランスが拡大しています。

中区、東区の小学校では、アルマイト’を使用している学校はゼロですが、港区では70%、名東区で57%、天白区は53%、北区では52%が、いまだにアルマイトのままとなっていて、その他の区でも3割程度がアルマイトのままです。
これは不公平、差別以外の何物でもないんじゃないでしょうか。

国レベルで、見れば、アルマイトを使っている学校の割合は、10年前に既に10%以下ですし、愛知県内の名古屋市以外の小学校では、約9.5%、そして20ある政令指定都市でも、アルマイトを使っているのは、川崎、横浜、京都、千葉だけです。

京都 は88パーセントがアルマイトのままですが、川崎、千葉、横浜は併用。実質0です。

ちなみに、愛知県内の矯正施設である、刑務所、拘置所、少年院、少年鑑別所で使用されている食器も調べました。アルマイトを使っている施設はゼロです。名古屋市内の小学校は、刑務所以下の処遇な訳ですよ。「塀の中の人々」より、下の扱いを受けている訳です。さらに、東山動物園でも、アルマイトは使っていません。

教育委員会に聞くと、名古屋市内に残っているアルマイトを全て、別の食器に置き換えると、およそ1億円かかるそうです。宝くじ一等の賞金が7億円という、この、ご時世に、子どもたちのために、この金額を使うことは、決してムダな投資ではないと思います。

そこで、教育長にお尋ねします。

ひっかけ指を産み、熱くて持てないこの危険な食器を、名古屋市は、今後も子どもたちに使わせ続けるのか、見解をお尋ねします。

・教育長答弁
名古屋市立小学校では、学校給食を生きた教材として活用し、食育の推進を図っており、学校における食育の推進においては、食事のマナーを身につけることも目標の1つとしており、各学校では、箸の持ち方や食器の並べ方、食器の持ち方について指導を行っている。

アルマイト食器はスープやシチューなど熱い献立には不向きであるという短所があり、熱い汁物が入った食器を持つ際には、うまく持てない場合もあるということは聞いており、樹脂食器などの使いやすい食器も普及しておりますので、食育を円滑に進めていくためにも、子どもたちにとって、よりよい食器に変更していく必要がある。

今後、学校のニーズや設備等の状況を踏まえながら、まずは汁椀を早急に切り替え、その他の食器も5年を目途に、順次、切り替えていけるよう具体的な検討を行ってまいりたい。

・教育長の答弁を受けての再質問
私の質問ちゃんと聞いてましたか。食器や箸の持ち方の指導や食育をしっかりやってるとか、ニーズがなんとかってお答えしてますけどね、現場の先生や、PTAたちは、アルマイト変更してといっているんですよ。熱くて持てないアルマイトに汁物を入れて、子ども達に、どうやって、正しい持ち方をしろと言うんですか?こんなお粗末な内容なのに、今尚5年もついやす、食育にも取り組んでいるなんて、言って貰っては困ります。

そこで、今度は市長にお尋ねします。
文部科学大臣学校給食表彰と呼ばれる制度があります。給食の関係で、先進的な取り組みが行われている学校を名古屋市がみずから推薦し、文科省に表彰される制度です。過去10年間に名古屋市内で表彰された学校を調べると、アルマイトの学校は一校たりと含まれていませんでした。市内の4割はアルマイトの学校があるのに、なぜ表彰された学校にはアルマイトの学校は一つも入ってないんでしょう。アルマイトが残っていることを、対外的に隠蔽しているかのようにすら感じます。

子ども応援委員会でお金をつけることは良い、クーラーの設置も良いことだとは思います。でもね、市長、子ども達に、みじめな思いをさせないようにするのも大切じゃないですか。たった1億ですよ。1億ケチったために、名古屋っ子が、おかしな食器の持ち方のまま大人になり社会に出るはめになったら、みじめな思いをすることになると思いますよ。

小学校の生徒に話を聞きました。
この食器どう?と聞いたら「初めて金属で食べたんで、唇が何か変な感じだった」と言っていました。

昨日の本会議でも、市長は予算編成の責任があるとご自分でおっしゃってましたし、斎藤たかお議員の質問にあった名古屋駅の飛翔撤去には2年でとも言っていました。そして、別の質問に対しては、生徒はカスタマーとも言いましたよ。

だったら、なぜ子供たちの教育のための予算は、5年もかけるんですか。おかしくないですか?市長の見解を求めます。

・市長答弁
・脱脂粉乳を飲んでいた皿だし、良いイメージはない。瀬戸物ですぐやるように指示する。

・市長に対して
・30年かけてアルマイトを全廃できない名古屋市のすぐは、30年です。すぐでは判らない。具体的に言ってください。

・市長再答弁
予算措置をして四月から開始します。

・質問を終えて
市長からは、来年の4月から置き換えるとの答弁がありました。
私からは、「市長の答弁は100点です。」と申し上げて終わりましたが、減税のせいなのか、これまで名古屋市は食器を買う一億円は出せませんでした。
市長は子どもたちのひとりひとりに寄り添い、こうしたところにも、きちんと目を配ることも必要だと思います。今後答弁通りにちゃんと実行できるのか?しっかりと見守りたいと思います。

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